こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、街あるき企画「浅草七福神めぐり」第6回、「浅草神社」と「浅草寺」、浅草を冠する神社と寺社を歩きます。
■浅草神社
浅草七福神めぐりもいよいよ終盤。
吉原神社と鷲神社から、幻のスタート地点に戻ります。
ただ時間がない!御朱印をいただけるのは16時まで(注:元旦は18時、1/2~7は17時)。
駆け足で向かいます。
少し汗ばみながら、なんとか時間前にたどり着きました。
浅草でもっとも賑わいのある観光名所。浅草寺と浅草神社。
でも、観光客でごった返している雷門とは反対側、言問通りから入ったので、
それほど渋滞しているという感じではありません。
こちら側って来たこと無かったので、方向感を失って、キョロキョロしてしまいました。
まずは浅草神社に向かいます。
浅草神社は恵比寿様を祀っています。あー!並んでる!
といっても幻のスタート地点の浅草寺ほどではありません。
脇で演歌ショーをやっていて、人の数がむちゃ多いです。
これまでの神社と違うのは、境内に「音」があること。
音楽だけでなく、人のおしゃべりや笑い声、子供の泣き声なんかも聞こえます。
これだけ多くのひとの願いを聞いてたら、神様も大変ですね。
とかなんとか考えてたら、ついに私の順番。
ここは綺麗な巫女さんが応対してくれるんですね。笑顔が可愛らしい。
もっとおしゃべりしていたい…なんて思ってたら、渡されたのは番号札。
巫女さんが受付して、後ろの書き手チームに渡すという分業体制が敷かれているんですね。
さすが観光名所。御朱印のいただき方も大人数対応です。
■浅草寺
あっという間に、残り10分!
いよいよ、幻のスタート地点、浅草寺にリベンジです。
スタート時は大行列で諦めましたが、夕方に近づいたこの時間は、行列はあるもののそれほどではありません。
なんとかギリギリに間に合いました!!
ここも番号札制でした。出来上がり次第、呼び出されます。
番号が呼ばれるまで時間がありますので、本堂に上がってお参りします。
ちなみに、御朱印をいただくのは影向堂(「ようこうどう」と読みます)というところです。
浅草寺の西側にある、新しいお堂です。
こちらの影向堂は、平成6年に、浅草寺中興開山慈覚大師円仁(えんにん)さまのご生誕千二百年を記念して建立されたもの。
旧影向堂は、もっと西側、現在の淡路堂のところにあったそうです。お寺もお引越しするんですね。
ここには、七福神のうちの「大黒天」が祀られています。
一方の、浅草寺は、飛鳥時代、推古天皇の御世を起源とする日本最古の寺院といわれています。
■浅草寺の起源
推古天皇36年(628)3月18日、檜前浜成・竹成(ひのくまのはまなり・たけなり)兄弟が、江戸浦(いまの隅田川)で漁をしていたところ、その日はまったく魚が漁れず、投げても投げても網にかかるのは、人型の像だけでした。
不思議に思った兄弟は、郷土の文化人の土師中知(はじのなかとも)に相談したところ、「これぞ聖観世音菩薩の尊像」として、自宅を寺に改めて供養したそうです。
これが浅草寺の起源であり、その仏像が浅草寺本尊の聖観音像です。
どうでもいいことですが、そんな昔の日付まで記録されているのですね。
飛鳥時代のブログみたいなものなのでしょうか?
なお、明治維新の神仏分離令により、「寺」の浅草寺と、「神社」の浅草神社とに分かれました。
だから、この2社寺の出自は一緒なんですね。
「三社祭」で有名な浅草神社は、「三社様」として崇拝されています。
この三社というのは、上記三人を神として祀っているのだそうです。
知らなんだ~。ほんと、この七福神めぐりは、いろんな街の隠れた史跡に触れることができます。
お疲れ様でした!
ようやく浅草七福神めぐりは終了。最後はドタバタしましたが、何とか間に合いました。
ちなみに浅草七福神めぐりは、「七」福神といいながら、「九」つの社寺をまわります。
…ん?九つ?
御朱印をひとーつ、ふたーつと数えてみたら、、、あ゛ーっ!!
「八」つしかないではないですか(悲鳴)!!
続く。
■基本情報
【浅草神社】
所在地:東京都台東区浅草2-3-1
アクセス:浅草駅から徒歩6分
【浅草寺】
所在地:東京都台東区浅草2-3-1
アクセス:浅草駅から徒歩6分